まあシステムトレードを検討するっつっても利回りの良い裁量トレードはしばらくは続けるつもりでもありますし
裁量トレードで勝てない人間がシステムを組めるはずもないみたいなとこあるので、今日は裁量トレードの話ですね。
6月で75万まで到達したのに45万まで落とすという、つまり
30万近く負けるゴミのような戦績を残しましたが、それによって得られた知見のまとめですね。そのうち爆損FXダービーとかいう動画シリーズを投稿したいみたいな話ともつながってくるんですけど、今回はここ最近ちょっとずつ勝てるようになってきた気がするので、どういったエントリーをしてるかっていうのをまとめておこうかなあと思います。いずれ動画化するつもりなんですけど、しばらくは手が回らなさそうなので・・・・・・。
【エントリー時】ポジションは持ちすぎなくてもある程度利益はでる
学んだ教訓のひとつです。最近はチキンプレイでポジション少なめに持ってるんですけど
それでも結構利益が出る気がしてきたんですよね。
むしろどちらかというと
時間軸を少々長めにとりはじめたっていうほうが近いかも知れません。なんとなくチャンスっぽくなりそうな局面だけど5分足、15分足で狙えるような時間の余裕がない場合でふんわりポジションを持ちたいときは、リスクリワードをかなり広めに取ってポジションを少なめにしてエントリー、っていうのができるようになりました(笑)
一方、動画制作中など、スキャル寄りの判断ができる時はしっかり5分足とか15分足とかで狙うようにはしてますけど、正直エントリーは分散した方がいいかもですね。もうちょっとラインに近づくかも知れない・・・・・・ってときは投入予定のポジションの半分でエントリーして、ラインに来たらナンピンする、みたいな。あわててエントリーより合理的ではあるかな。
【エントリー時】リスクリワードを重視する
こういう当たり前のことをできるようになりました、っていう報告です(笑)
エントリー時に、想定されるリスクと、狙える利益が釣り合う・・・・・・というか
1:10ぐらいになると期待してエントリーをするようになりました。
つまり損切りラインがかなり明確に近い位置にある状態でエントリー、っていうのを最近行うようになりました。意外と意識できてないポイントだったんですが、あまりにも資金を失いすぎて失うことを恐れ始めてようやくこういう思考にたどり着くことができました。おそすぎる。(笑)
【エントリー時】損切りタイミングを明確化する(逆指値)
話が若干ダブってるんですけど
逆指値注文を入れるようになりました。
もうこのラインまで来たら負け確定でさっさと手仕舞いしてしまえ、っていうラインを先に注文に入れておくことで予想外の損失というか
欲をかいて負けポジションが塩漬け状態になるというのを防ぐ目的です。むしろこの逆指値を入れられないようなエントリーはそもそも間違ってる、ってことにもなりますね。
【エントリー時】5分足の活用(エントリー編)
これはあれですね。
トレンドの初動を感じ取るっていうやつですね。
いままでエントリータイミングは15分足で図ってたんですけど、5分足のほうが見やすいことに気づきました。
なんか急に一定方向に値動きが激しくなってきたな???って思ったらそれに乗っかってエントリーするのを基本戦術とすることにしました。違ってたら撤退して損切りですが、その時の方針みたいなのはまた後の項目で。
逆に
妙に横ばいになってる時はエントリーしない方がいいかもみたいな選択をとることもできます。あるいはポジション少なめにしてデイトレ・スイング寄りのエントリーにしちゃうとか。
もちろんダマシに引っかかる可能性も充分あるわけで、そういった場合の対処は不明です。むしろ
交通事故みたいなものと割り切った方がいいかも知れません。現状は。
とりあえずこういうメソッドを今試してて、体感そこそこうまくいってるので今後は5分足を見てエントリーしようかな、って思ってるところです。
【損益編】5分足の切り上げ・切り下げ
僕がゴミのような損失を出した理由のひとつに
欲をかいて利確しなかった結果反転して死んだみたいなパターンが非常に多かったんですよね。とりあえず狙ったラインに来るまではポジションを持ち続ける、というスイング寄りのトレードを試してたんですが、含み損が膨らみ始めると我慢できずに損切りすることで、負債を積み重ねる結果になりました。
で、なんで利確をしないのかっていうと、まぁ
「まだ上がるかも知れない」という邪念を切り捨てられないからなんですね。
実際、チキって利確した時に限ってトレンドが爆伸びして病むことも結構ありました。むかつく・・・・・・。
そこで僕はひとつのルールを決めることにしました。
5分足で高値・安値が更新されなければそのトレンドは一旦終了とみなすという考え方です。
これは別に誰かが紹介してたとかそういうメソッドじゃなく、かなり我流に近いんですけど過去のチャートとか見てると、まあまあ当てはまってる気がします。
もちろん1本1本を厳密に見るわけじゃなく、2〜3本のまとまりで見るわけですが、明らかに高値安値が更新されてない場合はもうそこで利確することにしました。
欠点としては、動向を見守る過程で利益が狭まっていくのがちょっと頭わるい感じもしますけど、トレンドの発生・終了がわりと5分足の時点で影響が見て取れるので、変に欲をかくこともないのが大きな利点ですね。もちろん100%ではないんですけど、そういう時は運が悪かったって認識でいられる程度にはヒット率は高いです。
【損益編】ポジションの分割
実はこれ、構想だけあってまだ試したことない手法なんですが、
利確時にポジションを分割するのはどうだろうってのはちょっと思ってるんですよね。
どういうことかっていうと
このへんで一旦反発しそうだから利確したいけど、トレンド自体はまだまだ継続しそうな気がするみたいなとき、そのままトレンドが継続してくれれば利益になるのですが、
一旦反発してレンジ入りしてしまったって時に、利益が狭まってすげーーー損した気分になるんですよね。
で、こういう状況が多発するのは
ボリンジャーバンドの3σ入りを果たした時です。こんなん反発しない理由がないので利確したいんですが、そのままトレンドが爆伸びすることもたまにあって、決済するタイミングが悩ましいんですよね。
そこで僕思ったんですけど
明らかに反発するだろうってポイントでポジションの半分を利確するってどうだろうと。その時点で充分な利益を出すことができていれば儲けものですし、3σに入るような高騰・暴落なんて大概反発します。その後の動向を見て再びポジションを持つかどうかはチャートを見て判断できますし、望み薄な相場であれば含み益の損失は半減させることもできますし、再びエントリーできそうなポイントに到達したら、スプレッドぶんを差し引いてもプラスになることは多いと思います。
あともうひとつの利点としては
押し目買い・戻り売りのタイミングを逃しても利益が伸びていくってとこですかね。どっからトレンドが再開するかなんてアタリはつけられたとしても正確にはわからないので、全決済したあとだと乗り遅れる可能性があります。で、その場合
トレンドの飛び乗りは大概失敗するという教訓からポジションを持てないまま、強烈なトレンド発生を指を咥えて眺めるしかない・・・・・・という屈辱的な状況が生まれます。
ただ、ポジションを分割しておくと、もしそういう初動に乗れなくてもまあ妥協はできますし、かなり分のいい勝負ができるようになるんじゃないか、と思ったんですよね。
まあこれはチャートをずっと見てられる時用のメソッドなんですが、僕がいままで抱えてた課題は解決できるんじゃあないでしょうか。
とりあえず現状、こういった点を意識することで2日間でプラス3万まで持っていけました。持ち金が45万程度まで減少した割にはいい成績かなと思います。
現時点ではまだまだ負けてるわけですが、アベレージがちゃんとプラスになっていってるのであれば未来はあるんじゃないかなと思います。とりあえず大負けを回避するのが今後の目標ですね。がんばりましょう。