僕はいつも死にたかった。迫り来る自殺衝動と戦う日々が辛かった。
それでも、すべてを放棄すると、誰かしらに自分以上の苦痛を伴う迷惑がかかるのが目に見えていた。僕にはまだ理性が残っていた。
だから、僕は頑張らなきゃいけなかった。それに、僕はまだ、未来に期待をしたかった。今が辛くても、大学院さえ出れば人並みの生活があることを、僕は期待していたかった。
それでも日に日に自分の精神は衰弱していき、いつしか何もないところで涙が出そうになるほどになっていた。
常に目頭が熱く感じ、目の奥に微弱な、でも鋭い刺激を感じ、一方夜に一人で自宅にいると得も言われぬ焦燥感のような胸のざわつきを感じていた。
誰かと飲みに行ったりしても、自分の心は晴れなかった。やはり自分は日常を欲していた。人と、いつも会いたかった。
でもそれができなくて、僕は辛かった。でも、誰も助けてくれはしない。自分の気持ちなど、誰も理解してくれやしない。
だから、一人で頑張るしかなかったのだ。この、虚無の中に取り残されるこの現状を。
自分でも、この自分の精神状態がまずいことはわかっていた。でも、何とかして耐えなければ。
そう思い、僕は過去から逃げ出そうとするかのように、バイクに乗って旅に出ることにした
ということで、鬱憤が貯まる日々に対する気分転換に旅行をしました。
今回のテーマとしては、そもそものきっかけが彼女と別れたこと、というのもありまして「一人でしかできない旅行を!」と思い、ただひたすらバイクで静岡を駆け巡る旅行を企画してみました。
基本的にずっとバイクに乗ってたのでほとんど書くことがないんですが、落ち込んだ気分を一転させるために、ただひたすらに絶景の中を走り去る旅というのも、また一興でしょう。
バックグラウンドが闇なので、前置きではしみったれたことを言ってみましたが、旅行自体は楽しかったです。
もちろん、こんな気分転換ごときで気分が晴れるわけもなく、後に大学院中退という決断をするのに至るわけですが、それはまた別のお話なので、当時の日記をご参照ください(笑)(笑)
紹介文にも書いていますが、twitterで知り合った女子大生の方とも、たった1時間程度なのですがお会いしています。
ある種、僕の選んだ道が間違いではなかったことを実感させられた旅だったのかも知れない・・・・・・と思いました。この辺りについては、また最後にまとめとして書き記そうと思います。
ちなみに、今回のレポートの試みとして、帰宅後に録ったフリートーク形式の動画レポートもあります。
こちらの方が情報量が多いので、逆にこちらの文章版レポートはダイジェスト版みたいな感じにしようかなと思ってます(笑)(笑)
興味がある方は下に動画載せておくのでご参照下さい。音ズレしてますがそこは気にしないでください(・∀・)笑