このまえちろっと言いましたが、今日はテネの本番でした。
恥も知らずエキストラとして舞い戻ってきましたが、正規団員と変わらぬ扱いをして頂いたのはありがたい限りでした。
今回が初のエキストラ参戦なのですが、もっと練習したかったなーという気持ちはありました。
いや、正直マティスのさらいが重すぎて譜読みできなかったってのが大きいですかね・・・・・・。僕もいろいろ考えなくちゃいけないことが他にあり、あんまり楽器に向かう余裕がなかったのも大きいかも知れない。
本番としての感想はまぁ・・・・・・ブラ1は一回やったことがあるので、新たな解釈を元手に楽しむことはできたかなあって感じはしますし、現役時代はあんなに嫌ってたんですけどちゃんと読んでみるとなかなか楽しい発見がある曲だったなあって思いましたし、可能なら更にもっかいやってもいいかなぁとか思ってるんですよ。
例えば、一楽章のこれとか、僕は抑揚をつけずにぼそぼそっと始めるのがいいのかなぁと思ってたんですが、指揮者曰くちょっとぐらい抑揚あった方がいいとのことで、最初のGを開放じゃなくてC線でビブラートかける解釈に変えてみたりするのも楽しかったな。4ポジ使って。
あと、提示部の繰り返し部分は1回目と2回目でアーティキュレーションが違ってて、二回目ではdim.がついてるんですよね。
だから僕は一回目は語尾も力強く弾いて、二回目は息を吐くようにというか、ちょっと語尾を抜きめに弾いたりしてたんですけど、こーいうのって大学オケでやった時に全然気づかなかったことなんですよね。まぁそもそもffがないじゃんとかってのもあるんですけど・・・・・・。
その後のオクターブでズンズンやるやつも、この部分ではpesanteついてないので後に出てくるフレーズと意図的に使い分けたりさ。
こういう細かい違いに気づけると、表現の引き出しを考えるきっかけにもなって楽しいです。
それに今気づいたんですけど、二回目は木管も参加してるんですね・・・・・・他パートにもっと気を使えばよかったな、うーん・・・・・・。
まぁそれを言ったらその後に出てくるこれも意図的に書き方変えられてるんですけどね。二回目はスタッカートじゃなくて楔形アクセントで書かれてるんですよね。どういう意図があるんでしょうね(笑)
もっと細かいとこを言うと、1拍目は実はスタッカートついてなくて、だから「タッタタッタタ」って弾きたくなるところを「タン/タタッタタ」って弾かなくちゃいけないと思うのです!さすがに音価分完全に伸ばす解釈はないと僕は思うんですけど・・・・・・
僕はトップでなければ正規団員でもないし、いちいち気づいたことを聞くのはやめたんですけど、このAの部分が終わりBに入る最後のスタッカートって強めに弾くんですかね(笑)
僕はそう聞こえたからそれに合わせて「ここで切り替える!」という意思を持ってちょっと大きめに、区切りをつけるような音で弾いたんですが、指示がなかったらそれはそれで面白いですね・・・・・・僕はおもしろい解釈だと思って勝手に取り入れてたんですけど、果たして・・・・・・笑
他に気をつけたとこといえば、こことか。第二主題とかいうんですかね?しらんけど(笑)
ここ、単に音程を三度下げただけじゃなくてちょいちょい微妙に違うんですよ。sfとスタッカートっていう違いがあるんで、こちらも意図的に弾き分けました。周りの人たちがやってるのかは知りませんし、結局どっちも最終的に短めに聞こえるんだろうし気にしなかったんですけどね。僕はこのsfはアタック強めのsfっていう解釈で臨みましたけど。まぁちょっと伸ばしめでしたけど、音価分伸ばすとくどいかなとは思って、余韻で音価を作るみたいなイメージで弾いたかな。スタッカートは思いっきり切りましたけど(笑)
それに、このフレーズ自体は別にアクセントもスタッカートもついてないし、ベタめで弾く解釈なんだろうなと思い、重苦しく弾きましたね。弓順もそういう意思が見えたんですが、果たしてそういう意図だったのかは聞いてないのでわかりません(笑)僕はそう「察した」のですが、正解はどうなんでしょうね?笑
でも、これも現役時代、僕ができてなかったことのひとつだったんですよね。やっぱ当時はほんとに雰囲気で弾いてたんだなぁみたいなのがいくつも吹き出してきて、譜読みしてておもしろかったです(笑)
気付きは基本的に一楽章に偏ってはいるものの、ここで紹介しない気付きというか、譜読みの内容ってのはいくつかあったんですが、それだけ読んでて楽しかった。
欲を言えば、こういった内容が共有できればもっとおもしろかったかなーと思ったんですが、僕はしょせんエキストラなのであまり深入りはしないでおきました笑
打ち上げにも参加させていただいて、楽しむことができました(・ω・)
テネの皆さんには僕の姿はどう映っただろうか。一緒にいて、弾いて、楽しいと思える存在であれただろうか。
そう自問自答すると微妙なところだったので、やはり僕はエキストラに向いてなかったのかなぁとも思わんでもないけど。
僕自身、もっといい奏者に、求められる奏者になりたいなあという気持ちが強まる一方で、やっぱりもっとちゃんとやれればよかったなぁとも思う・・・・・・。
それでも、テネがどんなオケになっていくのか、僕はたのしみである(笑)