僕はずっと幸せを追い求めていた。
孤独に陥り、それでも耐えれば人並みに幸せになれると頑張ってきた。
目標を諦め、「普通の社会人生活」を送れると信じ、大学院を辞め就活をし、普通であるために春に入社することにした。
それが、蓋を開けてみればどうだ。結局僕は孤独なまま。
もちろん、知り合いは増やしたし、増えるように努力をした。それが望む形だったかどうかはさておき、話せる人は増えた。
でも、僕が本当に欲しかったのは「日常」だったのに。先輩社員が一人いるだけでも、マシだと思うけど、結局仕事上の関係でしかない。一緒に帰るわけでもない。僕が一番欲しい「友達」という存在は、得られないまま。
そしてもう一つ。僕はずっと、
独立を夢見ていた。
そのために色んな開発をしてきたし、知識も手に入れてきた。でも、どうも上手く行かないから、ひとまず就職して、開発のノウハウを盗むついでに、鬱に冒された自分の精神を落ち着けようとした。
実は今日に至るまで、何度も、何度も、非公開記事で僕の心の痛みを漏らしてきた。
必死とまではいかないかもしれないが、それなりに努力した。僕は「人並みの幸せ」を目指していた。挑戦するなら、それからだと思っていた。何故なら、何かに挑む精神的な体力が、僕には残されていなかったからだ。
しかし、何度も何度も、色んな出来事が僕を絶望に追いやる。僕の欲しいものは何も手に入らないし、世界は僕を救ってはくれなかった。必死に我慢したのに、色んなことを、夢見てきたのに。自身が取りうる、最善手を尽くしたはずなのに。どうしてなのだろう。
過去に漏らしたかも知れないが、実は、僕には夢がある。全ての希望を失い、未練なく死ぬことだ。
僕は一応、30歳までに、死ぬか生きるかを決めることにしている。何度も言っているが、本当は今すぐにでも人生をやめてやりたい。もう精神がもたないのだ。
でも、借金を抱えている以上経済的な迷惑もかかるし、何より僕自身、死ぬのが怖いのだ。生きてりゃいいことがあるって、信じたいのだ。本当は。
それでも、現実が僕を苦しめる。僕は普通の人間じゃないから。そんな自覚はあるのだ。
僕は普通にしているつもりでも、周囲の評価は、僕の求めるそれとは少し違う。今まではそれでも良かったけど、今の僕はそれで妥協できるほど、精神に余裕がないのだ。回復させるためのソースが枯渇し、それを探している状態なのだ。
そんな苦しい状態がずっとずっと続いていて、それでもいつかは幸せになれるはずだと信じて頑張っている。
理解してくれる人が現れるといいなとは思っているが、僕が求めているのは同情じゃなくて現実的な解決だ。僕を幸せにしてくれと願っても、それを叶えてくれることはない。何も与えられない人間を、世界は愛さないのだ。
死ぬことが悪だと、世間は騒ぐ。
でも、きっと彼らは絶望の味を知らないから、そんな呑気なことを言えるのだ。
つらいと思っても、支えてくれる人がいるのだろう。それがとても幸せなことを知っているから、僕は渇望するのだ。
もちろん、その壁を作っているのは僕自身なのかも知れない。でも、だからといって、誰もが彼も自分を救ってくれるとは限らないし、気持ちだけでは事が進まないのも知っている。
この世の中には死ぬことよりもつらいことはたくさんある。僕はまだ希望を持っていられるから、死ぬのが怖いとのたまえる。しかし、そう遠くない未来、自分が死を明確に望むビジョンも既に見えてしまっている。
今でも時々、自殺の方法を調べてみたり、どんな死に方が一番迷惑をかけないか、一番成功率が高いか、そんなくだらないことを調べるに至ってしまっている。
それでもまだ、なんとかなると、信じていたいんだけど・・・・・・。
そう、分かってはいる。ほんとはよくないことだって。でも、自分の衝動を抑えるのがしんどいのだ。
だから、幸せになるため「生み出せる」人間にならないとと、奮闘するのだ。
でも、そのための体力が追いつかない。それでも僕はまだ、夢を見ていたい。きっと僕でも、人並みの精神状態を取り戻すことができる未来が来るんだと。まだ、信じてはいるんだ。
だから、全てに諦めがつけられるよう、自らの命の灯火を燃やすのは30歳までと決めた。その時点で幸せを感じられなかったら、潔く死のうと。僕はそう思って、頑張って生きることにしている。この地獄が10年も20年も続くなんて、想像もしたくないから。それならば、いっそまともな魂に、生まれ変わりたい。僕は生まれる運命を間違えた失敗作なのだ。
でも、本当はそうじゃないと信じたいから、欲しいものを欲しても手に入らない、不条理な世界に抗い続ける気力を、それまでしっかりと持とうと。5年ならばまだ、希望を持っていられる。何度も言うが、僕も幸せになりたいのだ。世界がそれを望んでなくても、僕も幸せになってみたいのだ。
そんな中、頑張って、働いて、ノウハウを得ようと就職した。
でも、仕事がないのだ。暇なのだ。でも、自由にもさせてくれない。まるで首輪をつけられた犬のよう。
暇ならば、学びたいことがあるのに。書きたいコードもあるのに。仕事も、もっと色々教えてもらったり勉強したいけど、専門的なプロダクトを扱う今の仕事は、ゼロベースからは勉強し辛い。実際、仕事を与えられないと、どういうものが必要とされ、どういうものが作れるのか、全然分からないのだ。
それでも僕は一人で参考となるサイトを読み、色々手探りで実装してみたりする。でも、本当にそれが必要とされているのか分からないし、本当に知りたいアクセス権の制御とかは、設定項目が多すぎて、またそれが色んなとこに影響を及ぼすせいで理解が追いつかない。
そんな現状が、僕に強いストレスを与え続ける。
僕はこんなことがしたくて、会社に勤めたわけじゃない。もう少しちゃんと、仕事ができると思っていた。
コードが書けないから、ただただ暇な時間を、こっそり別の言語のリファレンスを読んで知識を蓄積していったりしていた。
でも、やっぱり実際に「作りたい物」を作りたい。それがわがままだと分かってはいるが、手持ち無沙汰な状態が僕には耐え難いのだ。僕にはそもそも、時間がないのに。
辞めたいけど、無計画に辞めるわけにはいかないから、頑張ろうって思ってた。耐えてりゃそのうち仕事が来るのはわかってるし、きっとそのうち残業地獄になるだろう。
まぁ、それはそれとして嫌なんだけど。そんなことを思っていたけど、やっぱり今の仕事が楽しくないと感じ、それに対しとても強いストレスを感じているのも感じている。
そして、今日。なんとなく、はやる気持ちが抑えられず、先輩の目を盗んでは起業について調べていた。いわゆる
スタートアップというやつだ。
ビジネスの種となるアイデアは、今のところ3つほど持っている。一つはアプリを用いたもの、一つは実店舗を持つもの、最後は法律的に大丈夫なのか怪しいものだ。(笑)
可能性はゼロじゃないとも思っているが、やはり行動を起こすのはリスクが高すぎると思い、なかなか踏み出せずにいた。
でも、僕は冷静になって考えてみた。
どうせ死ぬつもりなんだったら破産しても一緒じゃないか?と。
僕は精神的に追い詰められている。だからこそ、自暴自棄になれる。
どうせここでくすぶっていても僕は幸せになれない。僕はここにいるべきじゃない。経済的には安定するだろうが、僕の精神は絶対に壊れる。僕には会社勤めが向いていないのだ。自分のために働きたいのだ。自分の作りたいものを作りたいという気持ちがあるのだ。
であれば、心の中に潜む自殺衝動をエネルギーにしてやろうじゃないか。どうせこのまま燻っていてもまた気が狂うだけだ。実際、気が狂い始めている。逃げ出したいのだ。胸の中がかき乱されるような退屈と戦うのはつらいのだ。本当はもっとスピーディーにお勉強をしたかったのに。
そう思い、僕は僕を救うため、半ば自暴自棄に起業をすることを決意しつつあるのだ。
僕は死に場所が欲しいのだ。死ぬための口実が欲しい。形ない希望に寄りすがって、いつまで生きていたらいいのだ。
上手く行けばお金持ちになって幸せになれるだろう。金があれば幸せも寄ってくるのだろう。
貧困に陥り、生きる希望をなくすことも、僕にとっては幸せなのだ。いっそホームレスになって、諦めをつければ、死ぬのも怖くなくなるだろう。貧困はこの無限地獄から解放する後押しをしてくれる。生きていけないから、ちゃんと死ねる。僕は諦めたいのだ。
その覚悟を以って、まずは仲間を集めることにした。