卒研の発表会が終わり、気が完全に緩みきってしまったせいか
やたらヴィオラが弾きたくなりましてね。
でも、やっぱり地道な練習って飽きが早いんですよ。精神を摩耗して、今日は他にやることあるしまぁいいや・・・・・・みたいな。ほんとはもっと弾きたいけど、漠然と弾いてても練習の効率が悪いし・・・・・・。
昔みたいに6時間や8時間も練習できるほど、暇ではなくなってるんで。
でもまぁ、弾きたい時にぐらい思いっきりかき鳴らしたいなぁという欲求もありますし、何より好きな曲を思いっきり弾いてみたい。
ということで、頑張ればギリ弾けるんじゃないかなぁーというレベルの曲として
Megalithを選んでみたわけですよ。
以前にも紹介してるとは思うのですが、T-SQUAREの曲でございます。
実はサックスとヴィオラの音域っていい感じにカブってまして、ソプラノサックスかアルトサックスの曲であれば、実は音域的にはヴィオラで弾けるんですよ。アルトサックスに至っては最低音がほぼ一緒ですからね。半音違いますけど。
ということで、練習曲としてこれを弾いてみようかなぁと思った次第です。まぁ早いパッセージとかちょっとどうするんだろうって感じもしますけど、絶対無理だろっていうレベルじゃないんですよね。速弾きパッセージはほとんど装飾みたいなもので、基本的には16分音符ですんで。
ちなみに、譜面はこんな感じです。使ってるソフトに3連符が認識されないバグがあるので無茶苦茶ですが、そんなのは自分が読み替えれば済む話なので修正することを諦めました。後程手で音を書けばいいかなと。(笑)
最初のブラスセクションの重音は正直ちょっとキツいかなぁーとは思うんですけど、その他はなんとか手が届きそう・・・・・・?な感じはします。弾いてみないとわかんないですけど。
3~4ページ目はこんな感じです。こんな感じで、6ページあります。
この曲は普通に弾いても楽しいんですが、僕がやりたいところとしては・・・・・・
ここなんですよね。
原曲だと、たぶん実音とフラジオを交互に吹いてると思うんですけど
(調べたところ「オルタネイト・フィンガリング」とのことです)流石にそれはヴィオラでは無理なんですよね。
自然フラジオだとこの音は確かなかったと思いますし、人工フラジオだと今度は実音部分どうするんですかっていう問題になりますし。
ただ、そもそもフラジオの音自体が必要ないんですね。普通に実音を出したい。
そこでどうするのかっていうと
指を大きく広げて9度の配置にすれば良いわけです。すると、移弦することでD線とA線で同じ音程を出せますよね。
ヴァイオリンだと結構ラクなんですけど、ヴィオラだと9度であっても実はちょっとキツいんですが、まぁ練習する価値はあるでしょう。なにせカッコいいですし。
まぁ、T-SQUAREもとい本田雅人は日本を代表するサックスプレイヤーだと思うので、その彼の代表曲であるこの曲はたぶんサックス吹きの人なら大体知ってるような気がしますし練習するのは恥ずかしいんですけど、僕も弾いてみたいので軽く練習したいなーと思います。
ちなみに、お披露目する予定はありません。普通にムズい曲なんで。(笑)